原価を抑えるとき、「グラム数」や「㎡数」を減らすのはOK。
間違っても「個数」や「部屋数」を減らしてはダメ!!
6Pチーズは6つあるからこそ6Pチーズなのだ!
5Pになった時点で失格。 というか、消滅。
ひとつひとつは小さくても、6つあることが命!
ここで知恵をしぼらないといけないのは、小さくしたのに小さいと感じさせない知恵。
要するに、見た目は変えず、上手に減量することです。
話を賃貸マンションに戻します。
一般的な2LDKは54㎡。これを作るには、建築費が約1900万円かかります。(関西圏)
その投資を回収するためには、家賃を12~13万円いただかないといけません。
東京都心部なら問題ないかと思いますが、関西圏の市場は超人気地区を除いて、10万円がひとつのボーダーラインです。
コンパクトな2LDK(43㎡)なら約1500万円で建築できるので、家賃を10万円以下に抑えることができます。
悟り世代さんに限らず、どの世代の方も品質と値段についてとてもシビアであり、コスパのソムリエと呼んでも過言ではない時代です。そんな厳しいユーザーの目にかなった賃貸マンションを設計していきたいと思います。
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