遮音のコツはこれだけです。
別々の壁を2枚建てるのです。
壁と壁の間にある空気層の厚みは40㎝がベストといわれていますが、気にすることはありません。
たとえ2㎝でも3㎝でも、空いていればOKです。
「遮音のコツはこれだけ」と言いましたが、実はもう一つ大事なことがあります。
それは、
建築物の構造体に音のエネルギーを伝えないことです。
伝えたら最期。1階で演奏した音が、10階の部屋で聞こえます。
建物中のすべての部屋から、クレームが来ます。
上の設計図では、赤色が強烈な遮音層、黄色はやや弱い遮音層です。
黄色からはみ出た音のエネルギーが建築物の骨組みに伝わらないように、黄緑色と空色で多重遮音しています。
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