私は1999年から外断熱を研究し、2005年に自宅を兼ねた実験棟を建て、実測・体感・改善を繰り返してきました。
意外なことですが、多くのの設計者・ハウスメーカーの社員さんは外断熱の家に住んだことがないようです。
その証拠に「外断熱」の検索結果でとトップページに表示されるサイトはことごとく外断熱を理解しておらず、
間違ったことが平然と書かれています。
唯一、間違っていないのはウィキですが、外断熱の真価までは理解していないようです。
前置きが長くてすみません。
では、結論から。
「外断熱」とは、日本の家の中にハワイの気候を再現するための工法です。
具体的には、貯熱力(熱を貯めておける力)が大きく、適度な熱伝導率を持つコンクリートの建物を、外側からマルッと高性能な断熱材で包み込みます。
そうするとなぜハワイの気候を再現できるのでしょうか?
これから順を追ってやさしくお話ししていきたいと思います。
ちなみに、木造や鉄骨造は「外断熱」とはいいません。なぜなら「貯熱力」がないからです。
20年ほど前、「外断熱」という言葉が流行したころ、木造や鉄骨造を「外貼り断熱」と呼んだことがありますが、
それは外断熱という言葉にあやかって売り上げを伸ばそうとしただけで、
「高断熱・高気密住宅」というのが正しい表現です。
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