4/13 金利上昇のリスクヘッジ


賃貸経営を始めるとき、一番悩むのは今後の金利情勢です。

固定金利で借りるか、変動金利で借りるか・・・

変動金利で借りると当面の金利は低いけど、将来もし金利が上がったら賃貸経営がなりたたなくなる・・・

 

「日本国は1000兆円を超える借金を抱えているんだから、金利を上げるわけにはいかないだろう」

というのが概ねの意見ですが、何が起こるかわかりません。

でも、固定金利を選択したからと言って、ほんとうに安心できるのでしょうか?

実は、民間金融機関の「固定金利」は本当の固定ではありません。約款をご覧ください。

 

「金融情勢の状況の変化・・・変更できるものとする」と書かれています。

これで固定金利といえるでしょうか?

そんなときに頼りになるのが、住宅金融支援機構のまちづくり融資です。

民間金融機関の金利より少し高めですが、正真正銘の固定と考えて良いと思います。

なんせ、親方日の丸ですから。

 

追記 : 2021年 各民間金融機関において、賃貸マンション融資に対する積極性が陰りました。

    自己所有の土地に賃貸マンションを建てる場合でも、建築費全額の融資は難しく、自己資金を10%程度出させるように、  

    金融庁からの指導があったと聞きます。

     その点、住宅金融支援機構なら満額融資してくれます。