2021年は2020年に増して、コロナ不況が深刻化しましたね。
特に宿泊施設や飲食関連にお勤めの方はたいへんな状況になっていることと思います。
そこで、賃貸マンション経営にどんな影響があったかを調査したところ、安い家賃のマンションに入居していた方が退去されたり、さらに安い家賃の物件に移られたりしたとのことです。
逆に一定以上の家賃のマンションはなんら問題なかったという報告でした。
要するに、正規と非正規雇用の格差が露呈したわけです。
このグラフはコロナ前のもので、インバウンドに沸き、2020オリンピックに向けて希望に満ちていた時のものです。
その後コロナ不況で、正規と非正規の格差はますますひどくなったに違いありません。
お気の毒なことですが、しわ寄せが行くのはいつも弱い立場の人なんですね。
私にはどうすることもできず、無力感を感じます。
冷たいようですが、これから賃貸経営をお考えのかたは、一定以上の所得のある方をターゲトとするしかないでしょう。繰り返しになりますが、コロナ不況で分かったことは、一定以上の家賃のマンション経営者には何の問題もなかったという事実です。
賃貸マンション経営は手堅い事業だということが証明されました。
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