13/13 幅広い客層にリーチ


513 コロナ不況で打撃を受けたのはどんなマンション?」でお話ししたように、マンション経営者としては、冷たいようですが、正規社員さんをターゲットにした賃貸マンション経営をすべきです。

正規社員さんも二極化していて、1人で年収6700万円の方と、カップル2人で同額程度の年収の方がいらっしゃいます。

年齢層は20代後半~40代前半の、シングルとカップルです。

これくらいターゲット層を広げておかないと危険です。

 

単身者専用の間取りにした時点で、ターゲットは4分の1ほどに減ってしまいます。

20代後半~40代前半の、シングルとカップル」

これには、シングルで年収6700万円の方、カップルのうち一人が年収6700万円の方、カップル2人の合計年収が6700万円の方のすべてを含みますし、シングルだった方がめでたくカップルになっても引越しする必要がないのもウリです。

 

家賃帯としては、ワンルームマンションの家賃相場×2×0.8程度に設定します。

これなら、もともと別に暮らしていたカップルが、「一緒に住むほうが家賃が安く済むよね」という理由で選んでくれます。

 

 

稼働率を考えても、「613 稼働率96-97%を12年間キープ中!」でお話ししたように、滞在期間を延ばすことが肝になります。そのためには「913 行列ができる賃貸マンションの秘訣」や「1113 テレワーク時代の賃貸」でお話ししたように、

そつのない設計に加えて、ちょっとおしゃれな雰囲気は大事です。