ビル本体の構造体と木造スタジオのスキマは僅か2センチ、指一本が入る程度です。
もちろん隙間は大きくしたいが、そうすると部屋がせまくなる。空気バネに負けないように剛性を高めるしかありません。
「施工誤差でくっついてしまった・・・」などということは許させません。命取りですから!
丹念にチェクして、危ないところはやり直してもらいました。
黒いのは外壁の窓。つまりビル本体にくっついている窓です。白い枠取りが二重になっているのがお分かりかと思いますが、外枠と内枠は完全に隔離されています。
防音内窓は、木造スタジオのの柱に取り付けます。
外壁の黒いサッシュとは絶縁しないといけません。
絶縁しているということは、空気はスース―通るわけですから、これではまずい。なので、隙間にグラスウールを充填しました。(サイレンサー額縁と名付けました)
白いのが防音内窓。
コインシデンスを考慮して、それぞれのガラスの厚みを変えています。
ちなみにコインシデンスとは、ガラスの固有振動周波数と斜め入射の音の振動数が一致して遮音効果をグッと下げてしまう現象です。これを回避するには、4枚ガラスがあるならそれぞれのガラスの厚みをバラバラにすることです。
固有振動周波数と斜め入射の音の周波数が一致する
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