ひょんなことから約4か月間(2022年4月25日~8月19日)ホテル暮らしをすることになりました。
自宅を3度建てて掴んだ家づくりのコツや裏技、ホテル暮らしから生まれた革命的なアイデアなど、為になるだけでなく、
私の人生を赤裸々に語る、愛と感動の物語です。 いちばんはじめ「優雅な朝食」から順番に読んでいってくださると嬉しいです。
Mac建築デザイン研究所の2023年企画は、Future Hybrid Home
これはホテルの大浴場の心地よいジェットバスから湧いてきたアイデアで、賃貸マンションの新しい形です。
まず外観ですが、どこからみても都心の瀟洒なオフィスビルです。
1階はカフェを営業しています。営業時間は7時~23時。
マンションのエントランスらしきところはありません。カフェの片隅にEVがあります。
EVはスマートロックで認証されている人でないと動きません。
EVは自動的に自分が契約している階へ移動します。
EVを降りると洗練された社名ロゴがスポットに照らされています。
スタイリッシュな内線で要件を告げ、中へはいります。
そこはスタジオやアトリエであったり、エステやネイル、英会話教室であったり様々です。
ここまでなら普通に商業ビルですが、ちがうのはここからです。
ワーキングスペースの奥にはドアがあって、そこから先はプライベートな領域です。
そっと開けるとそこはグランピング!
床は芝生、壁は板張り。キャンプ用のBBQグリルとガーデンキッチン、粗削りなテーブルにディレクターチェア。
芝生に寝っ転がるととても気持ちいいです。
振り向くとそこにはドラえもんベッド。少年時代に夢見た木の上の基地です。
「住んでみたい!」夢のような空間ですね。まさしくFuture Hybrid Home!
扉1枚で魔法をかけたみたいに気分が変化します。やる気とリラックス。どこでもドアが現実になったのです。
気になる家賃ですが、京都市内準中心部の場合、家賃は15万円と、とてもリーズナブルです。
もしマンションとオフィスと別々に借りるとしたら、合計は間違いなく20万円を超えます。
では大家さんの側から考えるとどうでしょう?
一般のマンションの場合、京都市内準中心部で専有面積50㎡の場合、家賃は12万円くらいが相場ですが、15万円もらえます。
入居者はとてもお得。大家さんもお得。
まさにWinWinですね!
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