このブログは、賃貸事業をしたいが建築費が高騰して困っている、あなた専用のページです。
上のイラストは、容積率のケーススタディです。
《建ぺい率》たとえば土地の広さが300㎡だとして、建蔽率が70%と定められていたら、建てることができるのは210㎡です。
とても単純です。
《容積率》 複雑怪奇なので、単純化してお伝えします。
容積率が200%の場合、300㎡×200%=600㎡。これがその土地に建てられるMaxです。
Aタイプの室内面積は約50㎡なので、600㎡÷50㎡=12戸が総戸数となります。
同じ12戸でも、図に示すようにいろいろな設計が可能になります。
A : 1フロア4戸×3階建て=12戸
B : 1フロア3戸×4階建て=12戸
C : 1フロア2戸×6階建て=12戸
もちろん高さ規制などもあるので、気を付けないといけませんが、要するに総戸数は12戸なのです。
今一度、Aタイプの間取をご覧ください
アウトドアリビングは約10㎡です。10㎡は約6帖です。
6帖もあれば、余裕でダイニングテーブルをおけます。ビーチベッドもおけそうですね。シエスタに最適。
もし建築基準法で、アウトドアリビングを室内面積にカウントされると、600㎡÷60㎡=10戸が総戸数となります。
2戸も減ってしましました。これでは採算が取れません。
ところが建築基準法では、アウトドアリビングは室内面積にほぼカウントされないので、12戸つくることができます。
プラス2戸は大きいです。土地活用率が20%もアップするわけです!
家賃も高く設定できます!
建築基準法ではカウントされないが、入居募集としてはカウントするという、秘術をご紹介しました。
最後にすごく大事なこと、建築費の話。
アウトドアリビングをつくる建築費と、ベランダをつくるの建築費は同じです。
幅1.2m×長さ8mのベランダをつくっても、入居者にとってそれは単なるオマケです。
アウトドアリビングなら立派な専有面積となり、室内とはまたちがう魅力的なスペースになります。
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